2014年10月7日火曜日

世界の壁は高かった 凱旋門賞

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凱旋門賞2014

今年こそは!と期待していた2014年の凱旋門賞は、地元フランスのトレブ(牝4歳)が最内から足を伸ばし連覇を達成しました。

日本の馬はハープスター(牝3歳)が6着、世界ランク1位のジャスタウェイ(牡5歳)が8着、日本の最強古馬ゴールドシップ(牡5歳)はなんと14着(涙)

世界の壁の高さを見せ付けられました。


レースを見ていて感じたのは、凱旋門賞は出走頭数も多いし、最後の直線で大外イッキの追い込みっていう戦略は通用しないっぽいですね。

日本の競馬場だと馬場の外側が比較的良い状態なので大外イッキの追い込みが決まりますが、凱旋門賞に限っては最内にグリーンベルトと呼ばれる馬1~2頭分のきれいなコースがあります。

このコースを選択出来るのは、先頭を走る馬か最内で他の馬に揉まれながら我慢できる先行馬だけでしょう。

4コーナー手前にあるフォルスストレート(偽りの直線)で一気にマクって4角先頭なら最後の直線でグリーンベルトを走れるかも知れませんが、それだと1000メートル以上の距離をラストスパートする事になる。

そんなに長く良い脚が使える馬はいないでしょうから、4コーナーまで内で我慢出来るハートの強い馬にしかチャンスはないのかも知れません。


レース後はそんな事を漠然と考えながら、茫然自失状態でした。

しかし凱旋門賞は毎年行われるんです。楽しみは来年にとっておきましょう。

日本の3頭を始め、凱旋門賞に出走したサラブレッド、およびジョッキー、厩舎や生産者の皆さん、本当にありがとうございます。そしてお疲れ様でした。


最後に名牝トレブジャルネ騎手おめでとうございます。

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